トップページ トピックス 新生活を彩る!2025年春夏シーズンのトレンドヘアカラー
BEAUTY TIPS ヘアケア スタイリング

新生活を彩る!2025年春夏シーズンのトレンドヘアカラー

2025.2.10
新生活を彩る!2025年春夏シーズンのトレンドヘアカラー

少しずつ春の足音が聞こえてきた今日この頃、新しいことにチャレンジしたい! 心機一転したい! と、ヘアやファッションをアップデートしようと考えている人も多いのでは? そこで今回はヘアカラー製品企画に携わるプロに、来たる春夏シーズンのトレンドヘアカラーについて教えてもらいました。それらに合うファッションも紹介するので、新生活を充実させるためのヒントにしてみて!

このコンテンツはこのような人におすすめ!
  • 春の新生活を充実させたい人。
  • 旬のヘアカラーについて知りたい人。
  • 春夏のファッショントレンドに興味のある人。
タカラベルモント化粧品製品企画担当 日比康輔
タカラベルモント化粧品製品企画担当 日比康輔

10年以上にわたりヘアサロンに勤務し、店舗運営やスタッフの教育などに従事。2016年にタカラベルモントに入社し、インストラクターを経てマーケティング部に異動。現在はヘアカラーの製品企画を担当。美容師目線での現場感覚を大切にし、一人ひとりのお客さまに寄り添った製品企画を心がけている。

ここ数年のヘアに関する傾向や変化とは?

ニュアンスカラーの人気に伴い新しいカラーテクニックも次々と登場

── ここ数年のヘアカラーの傾向から教えてください。
日比:コロナ禍の前くらいから外国人風カラーと言って、高めの明度を楽しまれる方が増えました。その傾向は今でも続いていますが、特に最近はベージュやブラウンといった中間色を駆使したヘアカラーをされている方が多くなってきた印象を受けています。以前は、「レッド系、ピンク系が今季の流行色です」と、わりと明確化されていましたが、今はその方への似合わせを重視する流れがありますね。ベージュを少し混ぜて質感を意識したり、例えばピンク系でも無彩色をミックスして彩度をコントロールしたり、ちょっとしたニュアンスの違いを楽しまれている方が多いと分析しています。

── そうなんですね。実際にサロンで行われているカラーテクニックについても教えてください。
日比:例えば、ホウキで掃いたようなランダムに色を入れるバレイヤージュ、根元に重点的に色を施すルーツカラーなど、従来からあるテクニックや最新のテクニックを駆使してプロならではの提案が増えています。同じウォームブラウンでも、細かくセクションで分けて明るめ、暗めに塗り分けるといったように、微妙な濃淡をつける手法も出てきたり、インナーにセクションで小さくハイライトを入れたり。そういう新しいカラーテクニックにチャレンジされるサロンさまと、それを楽しまれるお客さまが多くなってきていると思います。

タイパやコスパが良い“ブリーチなしカラー”

── 選択肢がより広がっているということですね。あと、これは若い人が中心なのかもしれませんが、比較的短期間でカラーを変える人が多い気がしていて。洋服を着替えるように、ヘアカラーをチェンジするような印象です。
日比:確かにカラーチェンジされる方は非常に多いですね。それに関連することとして、以前までは色が抜けていくというとネガティブに捉えられていたんですけど、今はカラーがきれいに抜けていくかどうかが問われています。色が定着するのは大前提で、自然な褪色を楽しまれている方が増えてきました。

── 褪色に対してポジティブに捉えているということですね。あとは“ブリーチなしカラー”というのもブームになりつつあると聞きました。
日比:そうなんです。ブリーチをされている方は依然多いんですけど、横ばい傾向にあります。コロナ禍の時期に時間もコストもかけられていた方にも慌ただしい日常が戻り、なるべく短時間、低コストで透明感のあるカラーにしたいという声が多く、Instagramには「#ブリーチなしカラー」という投稿がすごく増えているんです。サロンさまに聞いても、Instagramを見てオーダーされるお客さまが非常に多くなってきているそうです。

ホームケアへの意識も高まる一方?!

── ヘアカラーやブリーチの傾向によって、ホームケアに対する意識も高まっているのでしょうか?
日比:それは間違いなくありますが、二極化しているとも感じています。一つはご自宅でのヘアケアにこだわられている方が増えてきていて、サロンでハイトーンカラーをした際にカラーシャンプーを購入されるケースも多いようです。もう一つは、ご自宅でのケアに時間やコストを極力かけたくない、できるだけ髪を傷ませたくないという理由で、ブリーチを控えている方が増えている印象です。

── 二極化の流れは興味深い話ですね。
日比:どちらか片方のニーズが減っているのではなく、枝分かれしているイメージですね。いずれにしても、ホームケアに対する意識自体は数年前と比較して随分と高まっていると感じています。


この記事もおすすめ!


意外と知らないことが多い、シャンプーに関する疑問にプロが回答!
今日から実践できるホームケアの基本とコツを学ぶ! Vol.1シャンプー・トリートメント編
今日はどんな気分? フレグランスアドバイザーがおすすめするシャンプーの香り選び

春夏ファッションとも相性のいいトレンドヘアカラーとは?

艶やかで柔らかな質感を表現する透明感ヘアカラー

── 先ほど透明感という話がありましたが、こちらも要望が多いんですか?
日比:そうですね。半年ほど前に一般消費者の方々にアンケートを取ったところ、「透明感ヘアカラーをしてみたいですか?」という問いに対して9割くらいの方がしてみたいと回答をいただきました。やはり昨今のヘアカラーにおいて非常に重要なキーワードだと実感しています。

── 透明感ヘアカラーというのは、具体的にどういった色みなんですか?
日比:色みというより「艶がある」、というのが伝わりやすいかもしれないですね。艶やかで柔らかな質感。少し前までだと、透明感=明るめのカラーを連想される方が多かったと思うんですけど、最近でいうと明るめの明度だけでなく、黒髪透明感ヘアカラーや中明度透明感ヘアカラーなど暗めの明度でもいかに透明感を出すかに力を入れられている美容師さんが多いですね。ヘアカラー製品の進化に伴ってサロンに通われるお客さまの目も肥えられてきたというか、求められるレベルが以前より上がってきたという印象を受けています。

透け感=シアーなスタイルが春夏のファッショントレンド

── 冒頭にお話のあった中間色にしろ、今の中明度透明感ヘアカラーにしろ、パッと見た時のわかりやすさではなく、暗いんだけどよく見たら透明感があるよね、ということですよね。
日比:光がふわっと透けた時に、初めて「いつもと違う?」と気付かれるくらいの質感というか、一見すると暗いものの、しっかりと透明感があるという低明度のヘアカラーはますます多くなりそうです。

── 春夏のファッションシーンでも、この透明感はトレンドの一つになっています。透け感=シアー素材による軽快なスタイルはここ数年の継続トレンドですけど、今季は拡大傾向にあります。暗いニュースが続いているなかで、シアーなファッションで気持ちを軽くしたい、世の中を明るくしたいというデザイナーのメッセージを感じ取れます。オーガンジー、レース、チュールといった今季を象徴するシアー素材を取り入れたファッションと、透明感ヘアカラーは相性が良さそうですか?

ヴァレンティノ 2025SS

〈ヴァレンティノ〉
2025年春夏コレクション
PHOTO_AFLO

ロエベ 2025SS

〈ロエベ〉
2025年春夏コレクション
PHOTO_AFLO

フェンディ 2025SS

〈フェンディ〉
2025年春夏コレクション
PHOTO_AFLO

日比:そうですね。髪が重くてボテッとしたような印象だと、シアー素材を多用した洋服には合いにくいかなと思うんですけど、明度に関わらず透明感ヘアカラーは肌馴染みもいいですし、ファッションとの調和もすごく取りやすいと思いますね。

── 春夏ファッションとの親和性も高い透明感ヘアカラーは、引き続きトレンドヘアカラーと呼べそうですね。そのなかでも、特におすすめの色みを教えてください。
日比:プロフェッショナルが使うサロンヘアカラーシリーズ〈エドル〉から、今春登場する4つの新色をご提案したいですね。

この春、ファッションや気分に合わせて透明感ヘアカラーを楽しむ!

引き続き注目の「ピンク」、柔らかな色みの「サンドベージュ」

──新色の4色すべて透明感ヘアカラーというわけですね。
日比:はい。〈エドル〉シリーズはもともと「濁りのない透明感」を重視しているサロンカラーです。まず「マゼンタ」は、韓流アーティストの流れから今も赤系、ピンク系を楽しまれている方が多く、クリアで艶感のあるピンクを表現できます。

エドル pink

──ピンク系はファッション感度の高い人にも支持されていますよね。
日比:そうですね。この流れは、しばらく続くのではないかと考えています。あとは、透明感のあるブラウンというところで、イエローベージュ系の柔らかい色みの「サンドベージュ」もラインナップに加わります。

エドル beige

── アースカラー人気の流れから、ベージュやブラウンはファッションシーンでもトレンドカラーとされています。誰もが持っている黒の洋服に代わる、汎用性の高いカラーとして注目されそうです。
日比:なるほど。柔らかいミルキートーンのヘアカラーとも相性が良さそうですね。

透明感のあるシアーな質感の「パールグレー」、濁りを抑えた澄んだ青みの「コバルト」

── 残りの2色についても教えてください。
日比:長らくハイトーンだった方は、少しずつ中明度や低明度へ落ち着くかもしれないと考えています。しかし、ただダークトーンというわけではなく、シアーな質感や深みを感じる色みとして「パールグレー」も加わりました。

エドル p-gray

── 明度に関わらず透明感があるというのは、先ほどの話ともリンクしますね。
日比:はい。光に透かした時にパールのような透明感を感じていただけると思います。最後の一つは高彩度なブルーの「コバルト」カラー。〈エドル〉のラインナップのなかで一番濃度が濃く、ブルーブラックのような色みになります。一見暗めなんですけど、同じく光に透けると澄んだ青みが感じられます。

エドル blue

── 赤系、ピンク系の人気がある一方で、ブルーもトレンドなんですね。
日比:ブラウン系やベージュ系は幅広い層に支持されている色みになりますが、ブルー系はコアなファンの方に長く愛されているカラーになります。男性にも好評ですよ。

トレンドヘアカラーはどのようにして生まれる?

── ひと言で透明感カラーといっても、色の種類はもちろんトーンも違っていて奥が深いですね。ファッションや気分に合わせて好みのカラーを選ぶのも楽しそうです。ところで、毎シーズンどういった情報源をもとにトレンドヘアカラーを導き出しているんですか?
日比:ファッショントレンドももちろん意識しつつ、今回の〈エドル〉の新色でいえば、昨今の流れとしてベージュ系のカラーが増えているから、暖色系だけじゃなくて寒色系のベージュも必要なのではと検証したり、もっと質感のコントロールをしたいというサロンさまからのお声を反映させたり。情報収集とそれを元にした分析、検証の積み重ねから導き出しています。

── 一朝一夕にはトレンドをキャッチできないということですね。皆さん、気になる春夏のトレンドヘアカラーは見つかりましたか? 新生活を謳歌するために、ぜひヘアカラーもファッションも一新してみてください!

TEXT_Yoshio Horikawa(TRYOUT)


透明感のある艶髪におすすめのケアアイテム



自由に色を楽しむカラーシャンプー