ヒアルロン酸を知る
ヒアルロン酸のはたらき
── ヒアルロン酸って聞きなじみはありますが、どういう成分なのでしょうか?
「人間の身体は細胞が組み合わさってできています。その細胞間に存在しているのが、ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンといった成分です。なかでもヒアルロン酸は1gで6Lもの水分を抱え込む性質があり、クッション材のようになって細胞同士を守る役割を果たしています。また、肌にうるおいやハリを与えたり、目の乾燥を防いだり、関節の動きを滑らかにするのもヒアルロン酸のはたらきとされています」
── 体内にもともと存在しているものなのですね。
「はい。皮膚、目、心臓など、人体のあらゆる組織に存在し、なくてはならない成分と言えます」
身近にあるヒアルロン酸
── ヒアルロン酸と言えば、化粧水などスキンケア製品でよく見るイメージがあります。身近なところではどのようなものに使われているのですか?
「おっしゃる通り、スキンケア関連であれば化粧水やクリーム、フェイスパック、入浴剤などに使われています。そのほか、洗口液や洗眼液、目薬、関節の動きを改善する薬など、医薬品にも多く使われています」
── 化粧品から医薬品まで、幅広いですね。もともと体内にある成分だからよく使われるということなのでしょうか?
「ヒアルロン酸は古くから化粧品や医薬品に採用されてきた歴史があるので、そのぶん知見も多い。そういう意味でも、あらゆる用途で使いやすい成分と言えます」
年齢とヒアルロン酸の関係
── 体内にあるヒアルロン酸は、年齢を重ねると共に変化するのでしょうか?
「加齢とともに、表皮のヒアルロン酸量は減っていきます。肌のハリがなくなる、シワや皮膚のたるみが発生する、乾燥しやすくなるといった変化は、表皮のヒアルロン酸の減少が原因の一つとして考えられます」
── その減少は止められないのですか?
「日々スキンケアや食生活に気を付けることでスピードは落とせたとしても、減少自体は仕方のないことですね」
ヒアルロン酸を基礎化粧品に配合するワケ
── あらためて、ヒアルロン酸を基礎化粧品に配合する理由やメリットを教えてください。
「まず前提として、もともと体内にあって減少したヒアルロン酸を、基礎化粧品でダイレクトに補うことはできません。その多くは肌の奥深くで起きていることであって、基礎化粧品はそこまで届かないんですよ。ただし、間接的に補うことはできる。例えば、ヒアルロン酸を配合した化粧水をつけることで、その抜群の保水力をもって、肌の表面にうるおいや弾力性を与えるといった効果は期待できます」
── なるほど。直接的には無理でも、表面的になら基礎化粧品で補うことができると。
「はい。また、保湿という点で有効な成分はヒアルロン酸以外にもいろいろとありますが、ヒアルロン酸ならではの魅力として、独特の質感が挙げられます」
── 質感ですか?
「えぇ。ヒアルロン酸は潤滑性が高く、感触としてはヌルヌルと滑りがいいんです。だから、配合することで基礎化粧品として摩擦感がなく、とろみのあるリッチなつけ心地が実現できると言えます」
特濃ヒアルロン酸*を贅沢に配合!「ザ・モイ HAセラム フィルイナフ」の魅力
*モイシリーズ内で最も多く配合、ヒアルロン酸Na(毛髪補修保護/エモリエント/保湿)
ヒアルロン酸をヘアケアに使用
── スキンケア製品に使われることの多いヒアルロン酸ですが、髪に使うことを提案したアイテムがあると聞きました。
「『THE MOII』の『ザ・モイ HAセラム フィルイナフ』ですね。ほしい成分だけを贅沢に配合するシングルエッセンスの考え方で、ヒアルロン酸を高濃度で配合した製品なります」
── ヒアルロン酸"も"入っているのではなく、ヒアルロン酸のシングルエッセンスだと。それってかなり珍しいことなのでしょうか?
「かなりのチャレンジです。一般的に、化粧品はさまざまな成分を混ぜ合わせて作るものです。求める効果や使用感はもちろん、使いやすさやコスト面も考えて調整する必要があるので。ただ、これ一つで十分効果が期待できるのに......という成分もいくつかある。だったら、思い切ってそれ一つに絞ってみてはどうか、という話になったんです」
── どれだけたくさんの成分を配合できるかが勝負の世界で、あえて真逆をいくような?
「はい。ほかをすべて排除してこれという成分一つに絞り、できる限り最大量を配合する。そうすることで、その成分自体の良さや使い心地をお客さまに知っていただくのも今までにない体験として面白いのでは?ということで、開発がスタートしました。実際に100種類以上の成分を検討して、最終的に選んだのがヒアルロン酸です」
水分を閉じ込め、やわらかくうるおいのある髪へ
── 「ザ・モイ HAセラム」の使い心地を教えてください。
「髪につけるとパサついていた状態がサラサラになるようなイメージです。髪の内部にヒアルロン酸が入り込むわけではないのでしっとりする感じではないのですが、やはり保水力が高いのでコーティングするように表面に留まって保水したり、内部の水分蒸散を抑えてくれたりするんです。また、外部刺激から髪を守りつつ、ヒアルロン酸独特の滑らかさを発揮することで、ひっかかりの少ない、指通りの良さが生まれます。しかも面白いのが、見た目は何もつけていない状態の髪とほとんど変わらないということ」
── 見た目は変わらないのに、触ると全然違う?
「はい。ヘアオイルやヘアミルクを使った時のような、ボリュームが抑えられて髪がまとまったような見え方はしません。なのに、触ると指通りが違うという変化が楽しめます。それもまた、ヘアオイルやヘアミルクとは異なるサラサラ感です。ダメージを受ける前の、もともときれいだった頃の髪の感触とでも言いましょうか。ナチュラルな滑らかさがなんとも独特で、ずっと触っていたくなるような感覚です」
── 特にどういった髪質の人におすすめですか?
「やはり、カラーやパーマを繰り返した、ダメージ毛の方におすすめです。ダメージケアの一環として取り入れてみてください」
「ザ・モイ HAセラム」ユーザーの声
── 実際にHAセラムを利用された方からは、どのような声が届いていますか?
「まず、ヒアルロン酸を髪に使うという着眼点の面白さを評価いただいています。加えて、猫っ毛でオイルだと重くなってしまう人でも使いやすいなど、実際の使用感に対する満足度も高く好評です」
── サロンワークでも使われていますか?
「サロンさんでは施術が終わって最後に、『あとは家に帰るだけだから何もつけなくて良い』と言われるお客様の仕上げにおすすめしているというお話を聞きますね。シルエットの変化やベタつきがない一方、指通りが良くなるという感触の違いを実感いただけるので、どなたにも使いやすいと。さりげなく特別感をご提供するのにぴったりのようです」
夜のケアにも朝のスタイリング前にも活躍
── HAセラムのおすすめの使い方を教えてください。
「毎日シャンプーを終えてタオルドライをした後、ドライヤーで乾かす前につけると髪の引っかかりを感じることなく乾かせるのでおすすめです。一般的なアウトバストリートメントは髪の中間から毛先につけるものですが、HAセラムは頭皮にも使えますよ。あとは、日中乾燥が気になったタイミングでつけてもいいですね。基本的にはいつ使ってもOKです。」
── 朝、スタイリング剤をつける前に使っても良いのでしょうか?
「HAセラムでベース作りをしてから、スタイリング剤でヘアスタイルを整えるというのは、とても丁寧でいいと思います。このセラムは油分系の成分の邪魔をしないので、髪の表面にヒアルロン酸の作用が残りつつ、スタイリング剤の成分はきちんと内部に入っていく。本来の使い心地が変わることなく楽しめるのでご安心ください」
── ちなみに、顔にも使えますか?
「もちろん。使うなら、夜のスキンケアがいいですね。しっかりと水分を閉じ込めるという意味で、化粧水の後、乳液や美容液の前がおすすめです」
── 特濃ヒアルロン酸を贅沢に配合した、新感覚かつ贅沢なヘアケアアイテム「THE MOII」の「ザ・モイ HAセラム フィルイナフ」。特にダメージ毛でお悩みの方にとって、新たなお気に入りアイテムとなるかもしれませんね!
TEXT_Reina Shiigi(TRYOUT)
ILLUSTRARION_Sayaka Junta Horikawa(TRYOUT)
記事内でご紹介したアイテムはこちら