タイプ1 丸顔さん
丸顔さん向けメイクのポイント
丸顔さんは可愛らしく見られる反面、顔の縦横比がほぼ同じなので、ぽてっとした印象に見えがち。シェーディングを上手く使い、しっかりとメリハリをつけることがポイントです。
<シェーディング>
左右それぞれ顔の横幅を削るようなイメージで、フェイスラインに沿って大きく数字の3を描くようにシェーディングを入れます。特に、すっきりと見えるよう顔の下半分にしっかりと影を入れるように意識しましょう。
<アイブロウ>
アーチ眉は顔の丸さを強調してしまうので、眉頭から眉山まではストレートに、眉山から眉尻までは少し長さを出すようにアーチ状に描きましょう。平行眉よりも違和感なく馴染みます。
<アイメイク>
顔全体にメリハリを与えるため、目を大きく見せるメイクを意識。アイホール①に明るい色、二重幅②に中間色、目のきわ③に締め色のアイシャドウを塗ってグラデーションを作ります。目尻の下部分④にも、やや濃いめの色を入れて。目の下⑤にはハイライトカラーを塗り、涙袋も強調しましょう。仕上げはアイホールの中心と目頭⑥にラメをオン。
<シャドウ&ハイライト&チーク>
鼻にシャドウ、鼻筋、目尻、あごにハイライトを入れて、顔全体のメリハリを強調。チークは、ほお骨の高い位置からこめかみに向かって斜めに入れます。いずれも横ではなく、縦のラインを意識して入れましょう。
<リップ>
幼く見えがちな丸顔さんは、質感で大人っぽさを演出できる、マットタイプにやや艶感のあるリップを選ぶのがベターです。
丸顔さんにおすすめのヘアアレンジ
丸顔さんは顔周りに、丸型をカバーしてすっきりと見せるストレートデザインを取り入れるのがポイント。顔にかかる部分はストレートのラインを作り、顔下にはカールを取り入れて動きを出した、メリハリのある華やかなアレンジがおすすめです。
STEP.1
両サイドの髪を少し分け取り、残った毛束は後ろでひとまとめにします。こめかみの地肌が隠れるようにすると、全体につながりが出てきれいに見えます。分け取った毛束それぞれをストレートアイロンで真っ直ぐにのばしつつ、毛先は波ウェーブにします。
STEP.2
後ろの毛束全体にやや重めの「ザ・モイ リュクスオイル モダンデュウ」をつけて艶を出したら、下部分を少しだけ残して、上部分の毛束をお団子状に。ゴムでざっくり結んだら、後頭部の髪を少し引き出してニュアンスを与えます。
STEP.3
お団子の下に出ている毛束をねじってゴムに巻き付けたら、お団子と固定するように上からゴムで結び留めます。残っている毛束を右斜め向きに三つ編みに。毛先は長めに残します。
STEP.4
お団子と三つ編みの毛先をストレートアイロンで伸ばし、「ザ・モイ グロウオイル ブリンクヴェール」をつけてパサつきを抑えます。その後、三つ編みをねじりながらお団子の根元に巻き付けて、上からゴムで結び留めます。お団子部分の髪をランダムに引き出し、周りの髪はUピンで固定してメリハリをつけます。
\FINISH!/
顔周りと後ろの毛先のストレート部分に再度オイルを馴染ませ、真っ直ぐのラインをはっきりと強調させたら完成!
タイプ2 エラ張りさん
エラ張りさん向けメイクのポイント
エラ張りさんはクールな雰囲気に見える一方、縦幅が短く横幅が長く見えやすく、重心が下にある印象。シェーディングで輪郭を整えつつ、上に重心を置くようなメイクがポイントです。
<シェーディング>
まずエラの部分にシェーディングを乗せ、そこからフェイスラインに沿って広げていきます。均一に入れると悪目立ちするので、起点となるエラから放射線状に、ぼかしながら馴染ませて。
<アイブロウ>
顔の上の方に重心を上げるイメージで、眉にはボリュームを与えます。眉頭から眉山まではストレート、眉山から眉尻まではアーチ状に描きましょう。眉頭からしっかりと太め&長めに。
<アイメイク>
アイホール①に明るい色、二重幅と目尻の上②に濃い色のアイシャドウを塗ります。さらに、目尻の上下③に濃い色をライン状に入れて。顔の横幅を感じさせないよう外側から内側に向かってグラデーションをつくることで、立体感を演出します。
<シャドウ&ハイライト&チーク>
鼻にシャドウ、目の周りとあごにハイライトを入れます。チークは、ほお骨の高い位置からこめかみに向かって横に入れていきますが、最後に少しだけ斜め上に滑らせて引き上げます。
<リップ>
リップラインはぼかし気味に。顔の下の方に重心を感じさせないよう、リップメイクは軽めを意識しましょう。
エラ張りさんにおすすめのヘアアレンジ
エラ張りさんは、顔の四角いラインを打ち消すような曲線のデザインを取り入れるのがポイント。また、顔の重心を上げるイメージで、高めの位置にボリュームポイントを作るアレンジがおすすめです。
STEP.1
両サイドの髪それぞれをこめかみが隠れる幅で分け取り、残った毛束は後ろでひとまとめにします。分け取った毛束それぞれを、眉より高い位置からカールアイロンで巻きます。前髪は外巻きにして両サイドに流します。
STEP.2
後ろの毛束をつむじから前後に分け、後ろ側の表面4ヶ所をカールアイロンで巻いたら、耳上5cm程度の高さでひとまとめに。ゴムで結び、先ほど巻いた毛束の中央部分を引き出してニュアンスを与えます。
STEP.3
左サイドの毛束の表面とその下を少し分け取り、2束それぞれカールアイロンで巻きます。右サイドも同様に。
STEP.4
左サイドの巻かずに残った毛束を2つに分け、それぞれ先ほど巻いた毛束とセットに。新たにできた2つの毛束をねじり合わせたら、後ろの毛束と重ねてひとまとめにしてゴムで結びます。右サイドも同様に。もともと結んでいた下のゴムを抜いたら、重ねた毛束を引き出してニュアンスを与えます。さらに、下ろした毛束の中から長めの髪を選んで分け取り、ゴムに2回巻き付け、ゴム隠しをします。毛先はアレンジスティックで毛束に入れ込みましょう。
STEP.5
ゴムで結んだ部分の少し下をゴムで結び、2つの結び目の間でくるりんぱします。くるりんぱした部分の髪も少し引き出しておきましょう。下ろした毛束の中から長めの髪を選んで分け取り、先ほどと同様にゴム隠しをします。
STEP.6
下ろした毛束を太・太・細の3束に分けて三つ編みに。ゴムで結んだ後、太い束の部分を少し引き出してニュアンスを与えます。毛先は左右に跳ねるようにカールアイロンで強めに巻きましょう。
\FINISH!/
ところどころ飛び出している髪に「ザ・モイ メイクバーム エフォートレスタッチ」をつけて束感を強調したら完成です。
タイプ3 面長さん
面長さん向けメイクのポイント
面長さんは大人っぽく見えるものの、縦幅が長く、のっぺりとした印象に見えがち。横に長く見せることと、各パーツ間の距離を詰めるように意識したメイクがポイントです。
<シェーディング>
顔の縦幅を削り短く見せるようなイメージで、髪の生え際とあご下にシェーディングを入れます。いずれも、横に平行なラインを引くように入れましょう。
<アイブロウ>
面長感が強調されないよう眉山はあまり作らず平行に、長めに描きましょう。目との距離を縮めたいので、ぼかしを入れる時は眉下を描き足します。
<アイメイク>
目と上下のパーツとの距離を縮めること、また横に長く見せることを意識して色を重ねましょう。アイホール①に明るい色、目尻の上と目の下②に中間色、二重ライン③に締め色のアイシャドウを塗ります。黒目の下④にはラメをオン。
<シャドウ&ハイライト&チーク>
縦のラインを強調しすぎないよう、鼻に短めにシャドウを入れて、目の周りにハイライトを入れます。チークは、ほお骨の高い位置から横長に入れましょう。
<リップ>
縦幅を際立たせないよう、リップラインはくっきりと縁どらないように。オーバーリップをぼかす程度がベターです。
面長さんにおすすめのヘアアレンジ
面長さんは、顔周りの毛を強めにカールして、横にボリューム感を与えるデザインを取り入れるのがポイント。前髪も真っ直ぐ下ろしつつ少し浮かせるようにカールさせるといった、縦長の印象を和らげるようなアレンジがおすすめです。
STEP.1
両サイドの髪を少し分け取り、残った毛束は後ろでひとまとめにします。こめかみの地肌が隠れるようにすると、全体につながりが出てきれいに見えます。分け取った毛束をそれぞれ、前後2つに分け、後ろの長い毛束はほおと目の間くらいの位置からカールアイロンで強めに巻きます。前の短めの毛束は目の高さくらいから外巻きにします。
STEP.2
前髪の中間から毛先を、ストレートアイロンで内巻きにします。ボリュームを出して影を作ることで、面長の印象を和らげます。目にかかる寸前の長さに仕上げると、眉と目の距離が詰まって見えるのでより効果的です。
STEP.3
後ろの髪全体に「ザ・モイ メイクバーム エフォートレスタッチ」を馴染ませ、艶感をプラス。耳の上から後頭部に向かって分け取った髪を中央で軽く結びます。
STEP.4
正面から見て目と眉の間くらいにあるサイドの髪を引き出します。そこからさらに指2本分程上の髪を引き出し、さらに指2本分程上の髪を引き出すことで、横にボリュームを与えます。ゴムの結び目のすぐ上のあたりの髪も軽く引き出してニュアンスを与えたら、下ろした毛束を少し取って、ゴム隠しをします。毛先はアレンジスティックで毛束に入れ込みましょう。
STEP.5
ゴムで結んだ部分の少し下をゴムで結び、2つの結び目の間でくるりんぱします。くるりんぱした部分の髪も少し引き出しておきましょう。結び目は先ほどと同様に、下ろした毛束を少し取り、ゴム隠しをします。
STEP.6
結んだ毛束と下に残っている髪のいずれも、下部分をカールアイロンでミックス巻きにします。束は太めにしっかり巻いたら、下からブラシを入れて軽くほぐします。
\FINISH!/
全体に「ザ・モイ グロウオイル ブリンクヴェール」を軽く馴染ませ、艶感を与えたら完成です。
顔の形を意識したメイク&ヘアアレンジをすることで、悩みが解消したり、もっと素敵に魅せたりできるもの。ぜひ毎日のひと工夫として取り入れてみてください!
TEXT_Reina Shiigi(TRYOUT)
PHOTO_Tomoko Tamura(TRYOUT)
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