ミディアムヘア向けアレンジ
初級編:思わず釘付け! 愛されハーフアップ
ヘアアレンジの定番、根強い人気のハーフアップにひと手間プラス。ダブルの“くるりんぱ”を取り入れることで毛束に動きが生まれ、自然と目を引くバックスタイルが素敵なアレンジです。
STEP.1
カールアイロンで毛先全体を内巻きにワンカールします。
POINT!
アイロンの温度は基本的に160℃、ダメージヘアの場合は140℃以下に設定しましょう。
STEP.2
セット力を高めるため、「SEE/SAW ヘアメイクジャム」を少量手に取り、髪全体になじませます。
STEP.3
両サイドのこめかみの上から後頭部に向かって分け取った髪を中央で結びます。
STEP.4
結び目の上部分に斜めに指を入れ、空いた穴に毛束を通して“くるりんぱ”します。
POINT!
動きを出すため、真っ直ぐではなくあえて斜めに入れましょう。
STEP.5
結び目の5、6cm下あたりを結び、2つの結び目の中間に真っ直ぐ指を入れて“くるりんぱ”します。
STEP.6
後頭部の上部分や両サイドの毛を少し引き出し、ニュアンスをつけます。
STEP.7
「SEE/SAW ヘアメイクオイル」をワンプッシュ手に取り、毛先にツヤ感を与えるようになじませます。
\FINISH!/
全体を整えたら完成です。
上級編:ニュアンスたっぷり上品まとめ髪
低めの位置で髪をまとめて折り込む“ギブソンタック”を取り入れたアレンジ。ウェーブヘア&三つ編みをベースにすることで、全体的にランダムな動きのある仕上がりで魅了します。
STEP.1
ストレートアイロンを、波を描くようなイメージで動かし、髪の表面全体にウェーブを作ります。
POINT!
アイロンの温度は基本的に160℃、ダメージヘアの場合は140℃以下に設定しましょう(以下すべて同じ)。
STEP.2
つむじから左右それぞれ、耳の後ろまでの髪を分け取り、ゆるく三つ編みにして結びます。
STEP.3
左右の毛束を中央でひとまとめにして結び、左右それぞれを結んでいたゴムを抜き取ってから“くるりんぱ”します。
STEP.4
ストレートアイロンで毛先全体を内巻きにワンカールします。
STEP.5
カールした毛先全体に「SEE/SAW ヘアメイククリーム」を少量なじませ整えます。
STEP.6
おろしたままの髪を3等分に分け、それぞれゆるく三つ編みにして結びます。
POINT!
この後のスタイリングのため、きつく編んだり、真下ではなく左右に広がったりするような形に編むのはNG。
STEP.7
3つの毛束をそれぞれ上の毛束に折り込み、アメピンで固定します。
POINT!
頭皮ではなく土台となる毛束にアメピンを刺すと痛くなりません。
STEP.8
後頭部の上部分や折り込んだ毛束をやや崩すように少しずつランダムに引き出し、ニュアンスを加えます。
STEP.9
不自然に飛び出ている毛をUピンで押さえます。
\FINISH!/
全体を整えたら完成です。
ロングヘア向けアレンジ
初級編:定番だけど新しい! こなれポニー
永遠のスタンダード“ポニーテール”を、もっと魅力的にアレンジ。両サイドにさりげなくデザイン性を加えることで、シンプルながらもグッと今っぽく仕上げます。
STEP.1
「SEE/SAW クリアオイルシャープ」をワンプッシュ手に取り、全体になじませます。
POINT!
特に、全体の仕上がりを印象付ける毛先には、ツヤ出しを意識してしっかりなじませましょう。
STEP.2
つむじから左右それぞれ、耳の後ろまでの髪を分け取り、耳より少し下のあたりで結びます。
STEP.3
残った髪の毛を中央で結びます。
POINT!
結ぶ位置は両サイドと同じ高さに揃えましょう。
STEP.4
左右の毛束それぞれ、結び目より少し上部分に斜めに指を入れ、空いた穴に毛束を通して“くるりんぱ”します。
STEP.5
3つの毛束を中央でひとまとめにして根元で結び、3つの毛束それぞれを結んでいたゴムを抜き取ります。
STEP.6
後頭部の上部分や両サイドの毛を少し引き出し、ニュアンスをつけます。
POINT!
引き出す毛束が太すぎると、頭が大きく見えてしまうのでNG。軽くつまむように細い毛束を意識しましょう。
STEP.7
「SEE/SAW クリアオイルシャープ」をワンプッシュ手に取り、毛先になじませます。
\FINISH!/
全体を整えたら完成です。
上級編:洗練されたお呼ばれ編みおろし
フォーマルなシーンにも似合う、上品な編みおろしスタイル。上はゆるい編み込み、根元あたりはタイトなポニー、毛先はふんわりウェーブというメリハリで、ワンランク上に魅せます。
STEP.1
髪の表面の毛を等間隔に5束、指1本分くらいの太さずつ取り、それぞれの毛束の上半分程度をカールアイロンで巻きます。
POINT!
アイロンの温度は基本的に160℃、ダメージヘアの場合は140℃以下に設定しましょう(以下すべて同じ)。
STEP.2
ひと束ずつ下からコームをサッと通して軽くときほぐします。
STEP.3
つむじから左右それぞれ、耳の後ろまでの髪を分け取り、中央に残った毛をひとまとめに結びます。巻きが崩れないよう、ゆるめに結びましょう。
STEP.4
右サイドの毛から指1本分くらいの太さの毛束を取り、カールアイロンで根元から巻きます。
STEP.5
右サイドの毛を2等分してねじり合わせ、中央の毛束とまとめて根元を結びます。
STEP.6
左サイドの毛は4等分してひと束はそのまま残し、3束は三つ編みにして、中央の毛束とまとめて根元を結びます。
STEP.7
STEP.3とSTEP.5で結んだゴムを抜き取ったうえで、STEP.6で結んだゴムの上をもう一度ゴムで結んで補強。その後、STEP.1でベース巻きをした毛束の、後頭部の上部分や両サイドの毛を少し引き出してニュアンスをつけます。
STEP.8
「SEE/SAW ヘアメイクバーム」を少量手に取り、引き出した毛束になじませツヤを出します。
STEP.9
下におろした毛束を少し分け取り、ゴムに巻き付けてゴム隠しをします。毛先をアレンジスティックに通して引き抜くと、きれいに隠せます。
STEP.10
「SEE/SAW ヘアメイクオイル」をワンプッシュ手に取り、毛先になじませます。
STEP.11
再び下におろした毛束を少し分け取り、斜めにずらしながら残りの毛束にタイトに巻き付けて結び、STEP.9と同様にゴム隠しをします。
STEP.12
毛束の残り下部分から毛先にかけて、ストレートアイロンを、波を描くようなイメージで動かし、全体にランダムなウェーブを作ります。
STEP.13
左サイドに残していた毛束に、ストレートアイロンで大きくゆるめのウェーブを作ります。不要なおくれ毛はアレンジスティックを使って収めます。
STEP.14
「SEE/SAW ヘアメイククリーム」を少量手に取り、顔まわりの毛になじませます。
\FINISH!/
全体を整えたら完成です。
カットやカラーをしなくても、今のスタイルのままで華麗に変身できることが、ヘアアレンジの大きな魅力。「セルフアレンジは苦手という方も、まずはいつものスタイルに毛先ワンカールだけ加えてみる、結んだ毛を少しほぐしてニュアンスを出してみるなど、ちょっとしたことからでも始めてみては。それだけで雰囲気が変わりますよ」とカワノさん。
また、きっちりとまとめるのではなく、あえて少し崩し気味に仕上げるのが今のトレンドなんだそう。「ちょっと失敗したくらいの方がかわいく見えるという意識で、気軽にトライしてください」。
さらにもう一点、トレンド感を出す重要なポイントが質感。「今の時代のキーワードは“ツヤ”。最後にオイルやクリーム、バームなどでツヤっぽい質感に整えるだけで、ワンランク上の仕上がりになります。失敗を失敗ではなくニュアンスに見せられるかどうかも、このツヤにかかっています」。
カワノ流のアレンジテクニックとコツを参考に、この冬はぜひセルフアレンジを楽しんでみて!
TEXT_Reina Shiigi(TRYOUT)
PHOTO_Tomoko Tamura(TRYOUT)
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